Excelを使う上で欠かせない関数の一つがSUM関数です。この記事では、SUM関数の基本的な使い方を解説します。
SUM関数とは
SUM関数は、Excelにおいて数値の合計を計算するための関数です。セルに入力された複数の数値を簡単に合計することができます。
例えば、次の都道府県別売上表の売上の合計を簡単に求めることができます。
SUM関数の書式
SUM関数の書式は以下の通りです。
=SUM(数値1,数値2,…)
- 数値: 合計したい値を指します。引数は255個まで指定できます。
SUM関数の使い方
次の都道府県別売上表でSUM関数の使い方を確認していきましょう。
まずは、セルB8の数式を見ていきます。
数値
SUM関数の引数である数値を確認していきます。
引数とは、関数に指定するデータのことを指します。
そのため、合計を求めたいセルの範囲を選択することが、SUM関数の引数となります。
上記の都道府県別売上表で確認すると、1月の合計はB3:B7を選択します。
そうすると、セルB8に選択したB3:B7の合計を計算することができます。
また、同じようにSUM関数を使うと上記のように都道府県別売上表の合計を計算することができます。
SUM関数の注意点
SUM関数の注意点ですが、以下の2点あります。
・SUM関数は数値だけを対象とし、空白なやテキストなどは無視して計算します。
・数値以外のセルが含まれている場合、関数の結果はエラーとなります。
SUM関数は、Excelの数値計算において、シンプルですが最も実務で使用頻度が高い関数になります。
SUM関数の使い方を理解し、上手に活用してExcelの数値計算のスキルを身につけましょう。