Excelでは、データを取り込んだ時などにセル内に不要な空白が入っていることがあります。このような時に「TRIM関数」を使うとセル内の不要な空白を取り除くことができます。
この記事では、「TRIM関数」について使い方について解説していきます。
TRIM関数とは
「TRIM関数」は、文字列の先頭と末尾の空白を取り除き、および文字列内の空白が複数ある場合に、先頭以外の空白を取り除くことができる関数です。
例えば、次のような不要な空白がある住所データを「TRIM関数」を使うと不要な空白を取り除くできます。
TRIM関数の書式
「TRIM関数」の書式は以下の通りです。
=TRIM(文字列)
- 文字列: 不要な空白を取り除きたいセルを指定します。
TRIM関数の使い方
次のような不要な空白がある住所データから「TRIM関数」を使って、不要な空白を取り除いていきます。
数式が入力されているセルB2の数式を見ていきます。
文字列
「TRIM関数」の引数は、文字列しかなくとてもシンプルです。
この文字列は、不要な空白を取り除きたいセルを選択します。画像では、セルA2を選択します。
そうすると選択したセルA2の不要な空白を取り除くことができます。
まとめ
Excelの「TRIM関数」は、セル内の不要な空白を取り除くことができる関数です。データをとりこんだ時などに発生する不要な空白を効率的に取り除くのにとても便利なのでぜひ使用してみてください。